あんだんてシャンプーの設計思想について順を追って書いています。
第1は、シンプルイズベスト
第2は、弱酸性
第3は、天然系
第4は、実績重視 です。
第2は、弱酸性
第3は、天然系
第4は、実績重視 です。
主剤は、アミノ酸系で実績のある陰イオン界面活性剤と両性界面活性剤を使用したので他の選択の余地はありませんでした。
開発当時は、消炎成分で天然系のものが出始めていたのですが、あんだんては最も歴史があると思われるグリチルリチン酸(甘草を出発原料とする)塩を採用しました。
保湿剤としては、実績が豊富なベタインを採用しました。
その後も実績を重視したので開発後17年経由した今日でも処方の変更はありません。(ただ、発売時に使用していたカワシルクは、グリチルリチン酸と反応してフィルターを目詰まりさせてしまう製造トラベルがあったので次回から使用を中止しました。)
法改正があった時はお客様から処方変更の有無の問い合わせがありました。アレルギーの方は、それほど慎重ですから、ご安心いただくために上記以外の処方変更はしませんでした。
シャンプーにもその時々の流行のようなものがあるのですが、あんだんては処方を代えないことをポリシーとしました。