先週NPOアレルギーネットワーク(今はHPがない)さんから会誌「あんだんて」が届きました。
この会誌は、NPOアレルギーネットワークさんを知る契機となったもので大切にしています。
毎月引用させていただいているのが、くまさんこどもクリニッック院長 大澤正彦先生のコラム「こどもアレルギーQ&A」です。
今月のテーマは、“医師の考えをよく聴いてください”
小児科アレルギー科の医師にかかっているアトピーがある8ヶ月の男の子さんを持つ方からの質問です。
ご質問の趣旨
『子育てサロンで知り合った方からは6ヶ月で血液検査をしたと聞きましたが主治医からは1歳にならないと検査はできないと言われました。抗アレルギー薬を飲んでテラコートをつけていますが、よくなりません。皮膚科医の方がよいのでしょうか?』
回答の要旨
『皮膚科か?小児科か?というよりも、その医師の考え方を聞き、納得できなければ(科をとわず)他の医師にかかった方がよいと思います。ガイドラインはありますが、アトピーは画一の治療では治らないこともありますし医師の考え方の違いもあります。
時期については私は5〜6ヶ月で行っています。(その理由についても詳しく書かれています。)
母親の除去の状況で総合的に判断しますので血液検査はあくまでも参考程度に考え、検査に期待し過ぎないで下さい。』