今週は、お休みさせていたただきます。

2018年06月21日
あんだんての歩み その5 ベンチャー企業との出合い 2
このベンチャー企業は、大学との産学協同で老朽配管の再生という画期的な技術を完成し業績も好調でした。
この会社の社長が(あることが契機で)個人で家庭用の洗剤研究を進めていました。アミノ酸系界面活性剤で食器洗い洗剤を作るという特許を米国で取得していました。
化粧品にも使われる高価な界面活性剤で安い家庭用洗剤を作るなど化学屋では考えられないことですが、だからこそ新規性があり特許になったものと思われます。
日本ではアミノ酸系界面活性剤が普及していたので敢えて米国で出願したところに戦略的なセンスを感じます。さすがにベンチャー企業を起こすような方は目の付け所が違うと感心しました。
日本ではアミノ酸系界面活性剤が普及していたので敢えて米国で出願したところに戦略的なセンスを感じます。さすがにベンチャー企業を起こすような方は目の付け所が違うと感心しました。
また、会社の本業とは全く異質の開発を行っているので社員を使わず外部の者を活用するということで、ある縁で先輩が参画し後日私も関わることになりました。
この会社は開発は行いますが、製造は行わないので洗剤事業に詳しい会社が協力していました。これまた私が在籍した総合化学会社から洗剤会社に移った方々なので懐かしいメンバーと仕事をすることになりました。(後日、私がシャンプーの自主開発を決心した時に助けていただきました。)
来週は、お休みさせていただきます。
20:11
| 開発日誌(全般)
2018年06月20日
サッカーワールドカップ コロンビア戦
いよいよサッカーワールドカップが開幕し昨夜は日本が2-1で優勝候補の一つにも挙げられているコロンビアに勝ちました。
勝つことは大変厳しいと思っていましたが、よくやってくれました。
最初の一連のプレーが勝負を決定づけてくれたと思います。
香川選手からの縦パスを受けた大迫選手がデュエル(対人における個の強さ:ハリルホジッチ前監督が強調して有名になった)の強さを活かして相手をかわしてシュートまで持ち込みました。
相手キーパーが弾いたボールを香川選手がシュートして相手のハンドを誘いましたが、大迫選手が粘ったからこそ香川選手が攻め上がる時間がとれたものです。。
香川選手からの縦パスを受けた大迫選手がデュエル(対人における個の強さ:ハリルホジッチ前監督が強調して有名になった)の強さを活かして相手をかわしてシュートまで持ち込みました。
相手キーパーが弾いたボールを香川選手がシュートして相手のハンドを誘いましたが、大迫選手が粘ったからこそ香川選手が攻め上がる時間がとれたものです。。
大迫選手はもともと相手に強い選手でしたが、ドイツでやって行くためには更にレベルアップが必要と個人でトレーナーを雇って体力強化に努めているそうです。その成果がでました。
また、最後に攻め込まれましたが、相手の強力なシュートをブロックして失点を防いだのは前線から帰った大迫選手と原口選手でした。「走れ走れ」を徹底してきたのもハリルホジッチ前監督でした。
その教えを本番で活かした選手たちは本当に素晴らしい。試合は選手がやるものだとの思いをさらに強くしてくれました。
20:10
| スポーツ・趣味
2018年06月18日
あんだんての歩み その4 ベンチャー企業との出合い 1
サラリーマン時代に環境技術の開発に携わった折にコンサルタントの国家資格である技術士(化学部門)を取り有田技術士事務所を開設していました。
日本ではコンサルティングにお金を払う習慣がないので、定年になってすぐ仕事が見つかるものでもありません。
総合化学会社時代の技術士の方とネットワークを組んで研鑽するとともに受注活動もしていましたが、進展しませんでした。
日本ではコンサルティングにお金を払う習慣がないので、定年になってすぐ仕事が見つかるものでもありません。
総合化学会社時代の技術士の方とネットワークを組んで研鑽するとともに受注活動もしていましたが、進展しませんでした。
しかし、後日、シャンプーの開発に当たって、この中の一人の方からいただいた技術情報をもとにシャンプーの主要成分を決定するなど、大変役に立ちました。
人につながりに感謝しています。
人につながりに感謝しています。
こうしているうちに総合化学会社時代に環境技術でご一緒だった先輩から「あるベンチャー企業の洗剤事業を手伝っているが君も参加しないか?」とのお誘いを受けました。
メンバーの一人には私が総合化学会社の中央研究所を退職時に同じ研究室で上司であった方もおられ不思議な縁を感じ、喜んで参画しました。
メンバーの一人には私が総合化学会社の中央研究所を退職時に同じ研究室で上司であった方もおられ不思議な縁を感じ、喜んで参画しました。
20:07
| 開発日誌(全般)
2018年06月14日
あんだんての歩み その3 精密化学会社時代
大手総合化学会社(東証1部上場)に約20年間弱勤務した後に中堅の精密化学会社(東証2部上場)に移りました。
いずれの会社も昭和12年創業の歴史ある会社ですが、精密化学会社は設備規模が小さいため私のような化学技術者(ケミカルエンジニア)が少ないのでお役に立てることも多いと思い転職しました。
この会社にも約20年間弱勤務し役員定年で退職しました。
在籍中に技術系の全部門を経験し最後の約10年間は研究所長(会社では別の名前ですが)でした。サラリーマン時代の3/4を研究畑で過ごしたことになります。
この会社は有機ゴム薬品(タイヤなどのゴム製品を製造するときに使用する化学品)が主力製品でブリジストンさんなどに納入していました。
品質保証部長時代に品質管理の基本である(Quick Action Quick Response)をブリジストンさんから徹底的に叩き込まれました。
後年、シャンプーの開発・販売に携わるようになって大変参考になりました。お陰でお客様とのトラブルは皆無でした。
敏感肌の方は個人差もあるので合わない方もおられますが、Quick Action Quick Responseで対処しトラブルに発展することはありませんでした。
敏感肌の方は個人差もあるので合わない方もおられますが、Quick Action Quick Responseで対処しトラブルに発展することはありませんでした。
また、有機ゴム薬品というのはどういう使い方をするかが大切であって薬品の配合技術を専門にする研究室を持っていました。
研究所長として配合研究の面白さ深さを知ったのもシャンプーの配合研究に進む要因の一つになっています。
サラリーマン時代の経験が意外なところで役立っています。
いろいろなことに興味を持つことが次に繋がるのだと実感しています。
いろいろなことに興味を持つことが次に繋がるのだと実感しています。
20:39
| 開発日誌(全般)
2018年06月13日
あんだんての歩み その2 総合化学会社時代
私は、サラリーマン時代は、全くの化学技術者でシャンプーとは無縁でした。
慶応大学工学部応用化学科化学工学専攻コースを卒業し大手総合化学会社(東証1部上場)に就職し中央研究所に配属され約20年間弱勤務しました。
化学者というと白衣が連想されますが、私の専門は化学工学という分野で、化学製品をどうやって工場で効率的に安全に生産するかを研究していました。
この技術を活かして環境技術(公害対策技術)の開発にも携わりました。
この会社は、一時期洗剤事業にも進出したのですが、撤退したために関係の技術者は外部に転出しました。
定年後に「あるベンチャー企業を手伝っているが君も来ないか?」と環境技術開発時にご縁があった先輩から声をかけられて参加しました。
この会社の社長は、独学で洗剤の勉強を始めて米国特許を取るほどの方でしたが、洗剤事業には疎かったので、中央研究所で洗剤事業に携わって他社に転出した方々に協力を仰ぎました。
後に、私がシャンプーの開発を始めたときに助けていただきました。というよりもこの方々がおられなかったら一化学技術者がシャンプーの開発を行うことなど考えられなかったと思います。
20:08
| 開発日誌(全般)
2018年06月11日
あんだんての歩み その1 多くの方との出会い
サラリーマン時代を化学技術者一筋に歩いてきた者が全く別の分野であるシャンプーの開発・販売に携わり発売開始後17年まで経過できたのは多くの方に出会い、助けていただいたお陰だと感謝しております。
また、サラリーマン時代に経験した一見畑違いのことが結果として開発・販売に役立っていることも感じます。
ホームページを全面改訂した機会に歩んできた道を振り返りたいと思います。
19:33
| 開発日誌(全般)
2018年06月09日
会社OB会
今日は、サラリーマン時代の後半を過ごした精密化学会社のOB会に参加しました。
懐かしい面々と会えるとともに社長から近況を聞けるのも楽しみの一つです。
2月の株主総会でも近況は聞けるのですが、公式発表ですので今日のような会合では苦労話や社長の思いも聞けるのがいいですね。
2月の株主総会でも近況は聞けるのですが、公式発表ですので今日のような会合では苦労話や社長の思いも聞けるのがいいですね。
また、職制表ももらえるので後輩たちがどこで活躍しているのかが分かります。それぞれの場で活躍してほしいと願っています。
話は変わりますが、
今日の深夜にはサッカーの日本-スイス戦が行われ0-2で完敗していまいました。
私はサッカーは選手がやるものなので選手のレベルが上がらなければどうしようもないだろうと思っていましたが、まさにその通りでした。
私はサッカーは選手がやるものなので選手のレベルが上がらなければどうしようもないだろうと思っていましたが、まさにその通りでした。
さらに監督が代わって縦への攻めが希薄になった感じで得点のチャンスも少なくて残念でした。
このような状態でも監督やサッカー協会会長は危機感を感じていないのに驚きました。
よく解釈すれば選手を鼓舞するためにあえてポジティブな発言をしているのかも知れません。良い方向に進んでくれればよいのですが。
21:05
| プライベート
2018年06月08日
高校同期会
出身校である東京都立小山台高校の同期会が新宿の小さなホテルで昨日行われ参加しました。もう36年間毎年開催しているそうですから幹事さんご苦労さまです。
欠席者のコメントでは健康問題が原因の方が多かったのですが、参加者は皆さん元気で驚きでした。
野球部の後援会の会長をしている同期の方から近況報告がありました。
4年前に春の選抜大会に21世紀枠で出場できて話題になったのですが、最近は低迷していました。
しかし、今年はピッチャーが3人揃ってきて東京都の春季大会ではベスト8まで行きました。
東京は240校が参加する激戦区ですが、ベスト8まで残った都立高校は小山台高校だけだったそうですから受験校という環境の中でよく頑張っている方でしょう。
4年前に春の選抜大会に21世紀枠で出場できて話題になったのですが、最近は低迷していました。
しかし、今年はピッチャーが3人揃ってきて東京都の春季大会ではベスト8まで行きました。
東京は240校が参加する激戦区ですが、ベスト8まで残った都立高校は小山台高校だけだったそうですから受験校という環境の中でよく頑張っている方でしょう。
最後は、校歌に蛮声を張り上げて帰ってきました。
20:43
| プライベート
2018年06月06日
アレルギーのメルマガ(6月)より リレートーク
認定NPO法人アレルギー支援ネットワークさんのメールマガジン 第 138 号 を1日にいただきました。
今回も11項目にわたる膨大なものでした。
このうち、アレルギー大学講師による「リレートーク」を引用させていただきました。
今回の筆者は、あいち小児保健医療総合センター アレルギー科 医長の松井照明先生です。
今回の筆者は、あいち小児保健医療総合センター アレルギー科 医長の松井照明先生です。
最初の部分のみ引用させていただくと
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4、アレルギー大学講師リレートーク
第3回 松井照明(あいち小児保健医療総合センター
アレルギー科 医長)
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はじめまして。今年度アレルギー大学の講師を担当させていただくことになりました、あいち小児保健医療総合センター・アレルギー科の松井照明と申します。
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4、アレルギー大学講師リレートーク
第3回 松井照明(あいち小児保健医療総合センター
アレルギー科 医長)
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はじめまして。今年度アレルギー大学の講師を担当させていただくことになりました、あいち小児保健医療総合センター・アレルギー科の松井照明と申します。
今年度は、食物アレルギーの臨床(総論)を担当させていただきます。
最新の事情も含めて、食物アレルギーのことを皆様に分かりやすくお伝えできるようにしたいと思っております。
最新の事情も含めて、食物アレルギーのことを皆様に分かりやすくお伝えできるようにしたいと思っております。
食物アレルギーは世界中で増えていますが、その原因は未だにわかっていません。
少しでもこの原因を明らかにすることで、食物アレルギーの予防や治療につながればという思いから私がこれまで研究してきた内容を、この機会に話題提供したいと思います。
少しでもこの原因を明らかにすることで、食物アレルギーの予防や治療につながればという思いから私がこれまで研究してきた内容を、この機会に話題提供したいと思います。
詳しくは、こちらからどうぞ。
20:12
| 開発日誌(アトピー/アレルギー)