今週からサッカー日本代表による親善試合が始まります。
日本のFIFAランキングは55位ですから32チームが参加するワールドカップで勝つこと自体がそもそも難しい環境にあります。
ただ、なんとなく勝ってくれそうな期待があるので負けると監督のせいにして監督更迭論がにぎやかになります。
私は、結局は選手のレベルが低ければいかんともしがたいと思っています。
なんで日本はこんなに弱いのか?について疑問を持っていましたが、説得力のある記事を見かけたので引用させていただきます。
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単純に個のレベルが低いだけですか?それともメンタルが弱いから?
難しい選択肢に挑戦しない選手が多い。
たとえば敵陣でDFと正対したとき、すぐフォローに頼ろうとする。
強豪相手だとフォローが間に合わないので、やむなく撃ったりするが、ふだん撃ってないので著しく精度が低い。そうとう下手に見える。「日本人てなんでこんなに下手なの?」と言われてしまうのはそんなときだ。
もう知らないファンもいるかもしれないが、鹿島にいた柳沢敦はまさにそういう選手だった。中村俊輔も、「自分の体勢」になってからパスを出す習慣から抜け出さなかったため、スペインではボールを散らすことしかできずに評価を下げた。うまくいっている岡崎や大迫は、チーム内でスタイルを確立しているが、自分で責任を持ってギャンブルしないため、頼れるエースにはなれない。
これから戦術を煮詰めたとしても、強豪との対戦ではどこかで誰かが無理をしなければ勝てない。そして無理をしなれていない選手が無理をしても醜態をさらすだけとなる。
自分には試合を切り開く義務があるのだと自覚し、その鍛錬を積む選手が何人か出てこない限り、「運がよければベスト16」の状況は変わらないだろう。