先日、渋谷FM放送で取上げていただいたことを書きましたが、これを機会に
2011年9月30日の日記以来中断していたマスメディアとの関係について触れてみたいと思います。
2011年4月13日の日記に書いたように
マーケッティングに当たっての基本方針は“PRに費用をかけないこと”としました。
もともと販売ルートがあって開発を始めて訳ではなく、アトピーの方に喜んでいただけるものを作りたい一心でスタートし、販売については“口コミで使って下さる方があればよい”程度の意識しかありませんでした。
2011年9月30日の日記に書いたようにタウン誌や健康雑誌に載っても販売増に結び付きませんでした。
それでもこれらのトライは関係者のご好意により掲載費はなかったので良い勉強をさせてもらいました。
このころ一つだけ原則を離れて有料でやって痛い目に遭ったことを恥を忍んで書きます。
病院などにおいてある○○画報から電話があり“近々そちらの地区で俳優の○○さんによる取材があるので安くできますので掲載しませんか?”とのことでした。
私は、芸能音痴なので知りませんが家族は知っている方でした。
取材が終わってみると聞いていた掲載価格は小さな枠であることが分かりとても読んで貰えそうもないものでした。この費用を払うから掲載を中止して欲しいと交渉しても認められませんでした。結局大幅値下げの上で広いスペースを確保しました。
出来上がってみると対談を記事にしたものですのでそれなりによく出来ていました。ただ、実際に発行してみると当時話題の岩盤浴の記事ばかりが多く興ざめでした。(取材の時に見せてもらったバックナンバー(過去の出版物)は、もっと病院、診療所の記事が多いものでした。)
その時の流行を追うような雑誌に載ること自体、あんだんてにとってプラスとは思えないので貰った本は美容室などへ配布もしませんでした。
インターネットを見てみるとこの会社は締め切り間際に話を持ちかけているようでした。こちらもその手に乗ってしまったようです。当初から費用をかけないという方針を貫けばよかったと猛省しました。