青木塾では2ヶ月に1回の例会に合わせて「青木塾PRESS」を発行しています。
各界の方々が執筆され毎回興味深く読ませていただいています。
この中に「アナタが裁判員になったら」の著者 ウィンドゲイト緑さんのコラムがあります。アメリカの市民生活を紹介してくださるものでいつも楽しみにしています。
今回のテーマは、“Layaway(アメリカのお取り置きシステム)”です。
アメリカの大手量販店ではLayawayというシステムがあります。
この商品が気に入ったのですが、お金の持ち合わせがないときに便利です。
勿論クレジットを使えばよいのですが、使い過ぎてしまう問題があります。
その意味では現金決済はよいことですが、現金の手持ちがないときは困ってしまいます。
この時に有効なのがLayawayです。
Layawayでは、品物代金の10%を頭金のような形で支払って、さらに5ドルを支払うと約1ヶ月とり置いてくれます。
アメリカは日本と違って週給ですので少しずつ払うことができます。何回に分けてもよいし1回の支払い額がバラバラでも構いません。
売り手の方としては売るタイミングを逸してしまうリスクはありますが、買手の利便性を増すことで結局は売上が伸びると考えているのでしょう。
私の場合は、少し高額な商品を買うにはカタログの収集から始めて選ぶ過程を楽しんでいるところがあるのであまり利用価値はないのですが、一般の方にとっては便利なシステムだと思います。