昨日で東日本大震災から1年となりました。
改めて亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに被災された皆様およびご家族に心からお見舞い申し上げます。
個人も政府などの組織体もよくやっていると思いますが、期待の大きさに較べると現実は厳しい状況のように思います。しかし、多くの方々が懸命に取り組んでおられるのでいずれ復興が進むものと期待しています。
原発問題に関しては私自身認識不足だったと痛感しています。
原子力発電に限らず安全に「絶対」はないのですが、それでも考えられる二重三重の安全対策は打たれていると思っていました。原発に疎いとは言え緊急炉心冷却装置というものがあることは知っていましたが、まさか全停電では作動しないとは思ってもみませんでした。
原発対応では菅元首相の行動が問題視されていますが、誰だったらあれ以上の対応ができたと言えるものではないと思います。
核問題ではボタン一つで核戦争が起こりうること、核爆弾の保管、テロへの対応など極めて高度な瞬時の判断が求められ、危機管理が進んでいるアメリカなどとは較べようもありません。
これを教訓に津波にしろ原発の安全性にしろ危機管理が進むことを願っています。