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2018年08月16日

あんだんての歩み 19 処方開発 8

昨日、最初に勤務した総合化学会社時代の縁で洗剤の処方および原料会社の若いテクニカルサービスマンに試作をしていただいたことを書きました。

片手間とは言え、ある程度は時間を割いていただくのですから全く見返りなしとは行きません。

そこで私が精密化学会社の研究所所長であったことを活かし、文献の調査法、スケジュール管理法、グラフ化技術、レポート作成技術などで若いサービスマンの教育係を務めることで協力することになりました。

実験結果だけをいただけば実用上は済むのですが、私が「試作結果報告書」の形にすることによってレポートの作成法の見本としました。
この会社からも「外部に出たときのプレゼンテーション能力がついた。」と喜ばれました。

昨日書いた画期的な処方ですが、実験データを見せていただいた時に一寸気になる傾向があったので、こちらでグラフ化してみると歴然としましたので処方に反映させました。グラフ化技術の成果と言えると思います。

実際に、あんだんてシャンプーを起業化してからは、この会社を通して原料調達、生産依頼を出すことになったのでご恩返しができたかな?と思います。

2018年08月15日

あんだんての歩み 18 処方開発 7

今まで書いてきたように多くのサポートメンバーに支えられて文献調査を進めてきたのですが、いくら優秀な処方を考えても実際にシャンプーを試作して見なければ評価ができません。

この段階で協力してくれたのも最初に勤務した総合化学中央研究所時代の先輩です。

前回の日記にも書いたように洗剤事業撤退の期に他社に移った方の一人です。
洗剤の処方を開発して中小の洗剤会社に処方と原料を供給する会社の開発担当責任者となっていました。
私どものような小さな会社のシャンプーの開発では事業としては引受けてもらえませんが、若いテクニカルサービスマンの片手間に「試作する」ことだけは引き受けていただきました。

この方ご自身がアトピー性皮膚炎でご苦労されていたこともあって熱心に試作に取り組んでいただきました。
実験中の観察から後日画期的な処方に発展しました。
特許化が難しそうなのと、もし申請した上で特許として成立しないとノウハウが公開されてしまうことになるので申請しませんでしたが、貴重なノウハウです。企業秘密なので内容には触れられません。

あんだんてシャンプーで洗った後にベタつきが全くないのはこの技術のお陰です。

2018年08月13日

あんだんての歩み 17 処方開発 6

今日からは、最近、シリーズで続けている「開発の経過の話」に戻ります。

シャンプーの開発・販売を始めて感じたのは実に多くの方に助けていただけたということです。

文献調査段階では2人の方に特にお世話になり、お2人とも総合化学会社の中央研究所時代の同僚と後輩です。
前回は、技術士のネットワークの一人で技術専門の出版社の記者として活動を始めた元同僚に界面活性剤の件で貴重な文献をいただいたことを書きました。

今回は文献全体についてお世話になった元後輩の話です。
最初に勤めた総合化学会社が一時は洗剤事業に進出したのですが、後日撤退してしまいました。
その結果、優秀な研究員が外部に流出してしまいました。
今日、取り上げる方もその一人です。

大手総合化学会社の洗剤部門で過ごした後、化粧品コンサルタントをしていました。
私も一緒だった総合化学会社中央研究所時代から文献収集に熱心で「ホールソート」という文献検索システムで雑誌に紹介されたこともあります。
自宅には10万点の文献を保存していると聞いています。

この方が、私がシャンプーの開発を始めたと聞いて協力してくれることになりました。
文献収集に長けていて、かつ化粧品のコンサルタントもしているので強力なサポートメンバーになってくれました。

一つ質問すると数日後にはドサッと文献が届きました。
前には書いたように定年後の仕事で時間は十分ありましたのでゆっくり読ませていただきました。
開発の各ステップで参考とさせてもらいました。

2018年08月09日

あんだんての歩み 16 処方開発 5

昨日は、私でもが賛助会員になっている認定NPO法人 アレルギー支援ネットワークさんのメルマガを紹介しました。

今日からは、最近、シリーズで続けている「開発の経過の話」に戻ります。

シャンプーの開発・販売を始めて感じたのは実に多くの方に助けていただけたということです。

文献調査段階では二人の方に特にお世話になりました。
おふたりとも総合化学会社の中央研究所時代の同僚と後輩です。
2018年6月18日の日記に総合化学会社時代の方と技術士のネットワークを組んだとと書きました。
その中の一人で元同僚であった方が技術専門の出版社の記者として活動を始めました。
その中で私のシャンプー開発に関係がありそうな文献を紹介してくれました。

私もフレグランスジャーナルなどの専門誌はチェックしていましたが、この方の範囲は広いので参考になる文献を数多くいただきました。
その資料の一部で、ある新聞に低刺激性界面活性剤の特集記事が載っていました。
その中で川研ファインケミカルさんの陰イオン界面活性剤が低刺激性の面で特に優れていると紹介されていました。
そこで、このメーカーに接触して技術資料を取り寄せて見ると私にとっては理想的なものでした。
このことは別の機会に詳しく書きます。

もう一人の方については次回触れたいとお思います。

2018年08月02日

あんだんての歩み 15 処方開発 4

開発の経過の話に戻ります。

文献調査に当たっては、「田村健夫、廣田博 共著 香粧品科学」をベースとしてフレグランスジャーナル誌を参考にさせていただきました。
この専門誌は普通の図書館にはないので神奈川県立図書館に足繁く通ってコピーをとってきました。

読んでいるといろいろな引用文献が出てきますが、この図書館にはないので日本科学技術情報センターから取り寄せました。
サラリーマン時代にはよく使っていましたので慣れたことでした。

材料メーカーさんのパンフレットや技術資料も参考にさせていただきましたが、川研ファインケミカル株式会社さんの「最新洗浄剤処方集」も貴重な資料でした。世界中のデータを収録しています。

「髪を洗うシャンプー」の開発段階でどうしてもお客様の評価がいまいちでした。この本で調べていると、ある成分が世界的には主流でなることが分かりました。
化学的にみればほとんど同じ成分なので、何故差が出るのか分かりませんが実際に試作してみると触感は大違いでした。非常に有用なデータでした。

2018年08月01日

あんだんての歩み 14 処方開発 3

私のような専門外の人間がなんでシャンプーの開発をするようなったか?もう一つの遠因もあります。

直接の契機はベンチャー企業との関係で今まで書いてきました。

もう一つの遠因は「買ってはいけない」という本です。
私がシャンプーの開発を始めた2000年ころ「買ってはいえない」という本が爆発的にヒットしました。
一見啓蒙書に見えますが、私のような化学屋としてみれば「化学を脅かしの材料にして素人を騙している。」としか見えませんでした。
そこでなんとか正しい化学的知識を普及させようと思ってホームページで解説しました。(特に界面活性剤)

理屈を言っているだけでなく、その知識に基づけば「このような良いシャンプーができるのだ。」と製品で証明してみたいとの思いがありました。
化学をベースにしてサラリーマン時代を過ごさせていただいたので、こういうことをやるのも定年後の社会貢献の一つかな?と思い開発・販売を進めることを決意しました。

2018年07月26日

あんだんての歩み 13 処方開発 2

シャンプーの開発を行うにしても、世の中には星の数ほどのシャンプー溢れていますのでターゲットを絞る必要があります。

ベンチャー企業で開発していたシャンプーにアトピー性皮膚炎の方が非常に期待していることを知りました。
これが機会でアトピーのことを勉強していたのも参考になりました。

開発目標を2つに絞りました。
1 アトピー性皮膚炎などアレルギーで
  お困りの方に喜んいただくこと
2 環境にやさしいこと

こう決めた背景には化粧品業界の事情もありました。
これだけアトピー性皮膚炎の方が困っているのですから資生堂さんのような技術力のある会社が開発すればよいのですが、当時は、「アトピービジネス」が社会問題になっていたので「資生堂はアトピービジネスまで手を出した。」と非難を浴びるのを恐れて発売をしなかったのではないかと思います。
そうであれば私のような個人が開発するしかないのではないかと考えました。

処方であれ、販売であれ「アレルギーのある方に真に喜んでいただく」ことをターゲットとしました。

また、総合化学の中央研究所時代に環境技術の開発に関わっていて環境問題には思い入れもありましたので、ターゲットを絞り込む上での主要項目に入れました。

この2つの条件を満たすためには、シャンプーの主要成分としてアミノ酸系界面活性剤が適していると思われたので、ここに重点をおいて一から調査を始めました。

2018年07月25日

あんだんての歩み 12 処方開発 1

7月19日の日記に書きましたようにベンチャー企業ではデリバリー問題でオーナーと対立し退社することになりました。
技術の提供を受けて販売する案も提示されたので条件面で折り合いませんでした。

そこで自主開発することを決意し、シャンプーの処方について一から勉強することになり文献調査から始めました。
自分にとって全く技術蓄積のない分野でしたから、ここから始めました。
サラリーマン時代の大半は研究所勤務でしたので文献調査はお手のものでした。

研究の実務を担当していたときは文献調査も必要ですが、実験することも必要で調査に十分の時間を取り切れない悩みもありました。
その点、定年後に始めた研究でしたから文献調査に十分な時間が取れ文献を読むのが楽しくてしようがない感じでした。

全く個人でやっているので開発期間が縛られていないのも幸いし基礎調査に十分な時間を割きました。

化粧品の技術の基礎を知るために「田村健夫、廣田博 共著 香粧品科学」をバイブルとし、これをもとに「フレグランスジャーナル誌、油学会誌など」で最新の情報を集めました。

後年、日本化粧品技術者会に入会してからは知人の紹介で廣田先生にもお会いできて化粧品技術全般についてご意見を伺わせていただきました。
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2018年07月19日

あんだんての歩み その11 ベンチャー企業との出合い 8

昨日書いたようにオーナーとの些細な対立から「出社に及ばず。」になってしまいました。

しかし、流石にオーナー!
「そんなにマーケッティング、デリバリーに自分の考えがあるのなら、ノウハウを提供するから自分で製造して売ってみたらどうか?」と持ちかけてきました。

製品の性能には満足していたので、それも一案と思い、その案に乗ることにしました。

しかし、話を進めて行くと条件が折り合わないところが出てきました。
特に問題となったのは販売ルートです。「口コミだけで売って欲しい。インターネットの活用は認めない。」とのことでした。
まがりなりにもマーケッティングの勉強を始めていましたので、今後の進展が期待されるインターネットが使えないのは致命的と考えて販売を諦めました。

その時、「自分に技術がないから販売先まで制約されてしまうのだ。それなら自分の理想の処方・販売方法を考えればよいのだ。自分は研究畑を歩んできた技術屋じゃないか!」と思い至りました。

そこで処方開発を一から始めることにしました。

2018年07月18日

あんだんての歩み その10 ベンチャー企業との出合い 7

シャンプーの名前も決まり、価格なども決まってここまでは順調に進みました。

しかし、シャンプーの販売を開始するに当たってデリバリー問題でオーナーと意見が分かれてしまいました。

私達は「受注→発送」という世の中で普通に行われているごく当たり前のことをしたいと思ったのですが、聞き入れてもらえませんでした。
結果としてオーナーから「出社に及ばず」と言われてしまいました。

私もサラリーマン時代はオーナー会社に勤めておりましたのでオーナー意向の影響の強さは十分に感じていました。
しかし、東証2部上場企業ですから自ずと節度がありました。

その点、ベンチャー企業は別格でした。
しかし、ベンチャー企業を立ち上げるくらいの方ですからオーナーの個性の強いのは当然であると思っていましたので、いさぎよく退社しました。

後に自分で会社を会社を設立して運営してみると、はたがどう言おうと自分の主張を貫けるのがベンチャー企業の魅力だと感じました。
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2018年07月16日

あんだんての歩み その9 ベンチャー企業との出合い 6

そうこうしているうちに、この会社で開発中のシャンプーの外販の話が進み始めました。

マーケッティング担当としては方向づけをする必要があります。

テレビドラマなどでは「捜査は現場百遍」などと言われ現状を把握することが大切だと強調されていました。
私もこれで行こうと勤務時間後や休日には夫婦などでスーパーやドラッグストアに通ってデータを収集しました。

シャンプーの主成分は洗浄成分ですから使用する界面活性剤によって性能が大きく左右されます。
当時は、全成分表示ではないので成分はわかりませんが、アレルギー懸念成分は表示が義務付けられていましたので(表示指定成分)ある程度判断がつきました。

アミノ酸系界面活性剤は、低刺激であるだけでなく毛髪によいとされていたのでどこかに「アミノ酸」を売りにしているので配合されていることが分かりました。

調査した全商品を表示指定成分を含んだ商品、アミノ酸系商品などに分類してグラフ化すると製品価格との関係が明らかになってきました。
これをレポートにしてオーナーに報告して喜ばれました。

化学屋と消費財など全く関係ないのですが、「データを収集する」「わかりやすくグラフ化する」など基礎技術は同じですからお役に立てたのだと思います。

私はグラフ化が大好きで研究所長時代に「グラフを描こう」という啓蒙文を作ったくらいなので、この経験が活きました。
また、自分自身で開発・販売までやろうと思い立ってからは大いに参考になりました。

なお、商品のネーミングについてはオーナが早くから準備しておられたのでスムースに決まりました。

2018年07月12日

あんだんての歩み その8 ベンチャー企業との出合い 5

ベンチャー企業では、洗剤、シャンプーなどのPR資料作りを模索していました。

外部に頼めば早いのですが、オーナーが自力で頑張っていて、しかも本業外の仕事なので外部にお金を出して進める訳にも行きません。無い知恵を絞るしかありませんでした。

そうした折にSNSで「配管屋の親父が開発したものなどあてにならない。」という趣旨の記事がでました。

技術屋の私としても「技術のわからない者が何言うか!」との思いがありましたが、こういう話は相手を怒らせては元も子もありません。

そこで、何故この技術がアメリカで特許になったのかを解説しました。
異業種から来たかろこそ、その分野では斬新なアイディアが生まれ難関と言われる米国特許が取得できたのだと説明しました。
また、この会社の技術が専門的な立場から見ても如何に技術的に素晴らしいのであるかをわかりやすく書きました。

長年研究畑で育ってきたので「難しいことを素人わかりしやすい形で表現する。」ことに慣れていたことも幸いしました。

オーナーから大変喜ばれました。
全くの化学屋がマーケッティングなどに首を突っ込でどうなることかと思いましたが、結構お役に立てることもあるのだと実感しました。