一昨日、五輪エンブレムが決定しました。
どの案もそれぞれ主張があって面白いと感じていました。強いて選べばA案と思っていたのでホッとしたところです。
藍色の市松模様というのは単純ではありますが、個人的には粋な感じと思っていました。類似性で問題になる可能性が低いことも選んだ一因です。
作者が発表されたら野老朝雄氏とうことでした。この方は幾何学模様を得意とするデザイナーなので万が一同様なデザインがあったとしても単なる偶然と言い切れるだけの実績があるように思います。選考後の記者会見などをみているとすっかりファンになりました。
パラリンピック用のデザインも気に入っています。どっしりとして地に着いた感じを与えることにも好感を感じています。パラリンピックの方は健常者からは計り知れないご苦労をなさっているようです。その姿を表すには、あの形はピッタリだと思います。命の重さを支えているに見えてきます。
このこともA案を選定した根拠になっています。
スポーツとしての躍動感では一寸弱いとの意見もあるようですが、幾何学模様の専門家である野老朝雄氏のことですから面白い展開案も出してくれるのではないかと期待しています。