今日の日本経済新聞朝刊に「宇宙太陽光発電 実用化へ一歩」という記事が載りました。太陽光発電したものをマイクロ波に変換して送電する技術についてはかねがね興味を持っていたので楽しく読ませてもらいました。
宇宙太陽光発電というアイディアは1960年代に米国で提唱され国内外で研究が続けられてきました。
宇宙空間に浮かべた太陽光パネルで発電し、マイクロ波で地球に送り活用しようとするものです。
地上での送受信テストでは成功したのですが、送電効率は5〜10%と低く目標とする50%には程遠いのが現状です。また、宇宙空間ではどのようになるかも分かっていないようです。
設備費も膨大なものになりそうなので実用化には課題も山積していますが今後とも注視して行こうと思います。
なお、中国では地上の砂漠地帯で発電しマイクロ波で送電する研究に力を入れているという記事を読んだ記憶があります。これもどうなったか知りたいのでいずれ調べてみようと思います。