NPO法人アレルギーネットワークさんの会誌「あんだんて」 273号(2014年11月)の続きです。
この「あんだんて25年の軌跡」というコラムは、NPO法人アレルギーネットワークさんの創設時から関わった副理事長の伊藤浩明先生が担当されているもので2014年4月からスタートしています。
第8回テーマ “シックハウスと化学物質過敏症”
最初の部分を引用させていただくと
『「あんだんて」No.61(1997年2月)に、「アトピー環境研究会」のはじめての記事が登場します。これも、栗木成治氏が建築・環境の専門家を繋いで組織した組織で、当時のアレルギーネットワーク愛知とは団体会員という間柄でした。1年後の「あんだんて」No.73(1998年2月)には、活気に溢れた創立2周年記念シンポジウムの記事が掲載されています。
この研究会は、皮膚科医師の深谷元継先生を医師班として、建築班、ダニ班、カビ班、化学物質班という各方面の生活環境の専門家が集まる集団でした。主な活動は、アトピー性皮膚炎や喘息の患者さん宅を訪問して各方面から住宅環境を調査(通称ガサ入れ)して、環境整備のアドバイスをするものです。
(途中略)
当時の室内環境問題には、大きく2つのテーマがありました。一つは、アレルギー疾患の環境アレルゲン。もう一つは、環境化学物質による化学物質過敏症です。この研究会には、両方にまたがる問題意
識があったように思います。』
以下、アレルギー疾患の環境アレルゲン、化学物質過敏症について書かれていますが、詳細な話なので省略します。ご興味のある方は、会員となられて受信することをお勧めします。詳しくは、こちらです。