今週はお休みさせていただきます。

2017年02月24日
株主総会
今日はサラリーマン時代の後半を過ごした精密化学会社(東証2部)の株主総会に行ってきました。会社の近況を知るとともに社員株主として参加している後輩たちに会えるのも楽しみの一つです。
最近の株主総会は総会屋が来ることもなく静かなものです。私が選任された頃は総会屋を締め出そうとしていたころで総会屋も売り込むために活発に発言していました。「新任おめでとうございます。ぜひこの機会に抱負などをお聞かせ下さい。」など水を向けられたのですが、社長がうまく引き取ってくれました。
中堅の化学会社が生き延びて行くのは大変なことですが、創業以来約80年よく頑張っているなと感心して聞いてきました。現経営陣、社員に感謝しています。
20:30
| プライベート
2017年02月23日
シニア起業 その5 あんだんての例 4 起業化までの経過 3
昨日書いたように技術士のネットワークを作り受注活動をしたり勉強会を開いたりしていました。
中国向けの案件もあったのですが、進展せず立ち消えになってしまいました。
そうした折に大手総合化学会社会社時代の先輩から「環境にやさしい洗剤開発を行っているベンチャー企業をサポートしているが、手伝わないか?」とのお誘いを受けました。
消費財を扱うのは初めてですが、サラリーマン時代に環境技術の開発に携わっていて環境問題には思い入れもあったので「環境にやさしい洗剤開発」というコンセプトに共感して参加することにしました。
このベンチャー企業自体が本業から離れて洗剤開発行っていたので処方の研究は進んでいたものの製造、マーケッティングなどまで手が届かない状態でした。
ウイークデーは、会社から依頼されて事項を処理するとともに勤務後や休日には洗剤などの商品をスーパーなどを見て歩きました。
まさか自分で消費財の事業を始めるなどとは夢にも思っていませんでしたが、この時にこつこつと集めたデータが後日役に立ちました。
言われたことだけでなく何でも好奇心を持って臨んだことが幸いしました。(続く)
20:46
| 開発日誌(全般)
2017年02月22日
シニア起業 その4 あんだんての例 3 起業化までの経過 2
私の起業化までの経過をもう少し詳しく振り返って見ようと思います。
サラリーマン時代の前半を大手総合化学会社(東証1部)で過ごし後半は精密化学会社(東証2部)に勤務しました。
いずれも研究畑でサラリーマン生活の3分の2を研究所で過ごしました。専門はケミカルエンジニア(化学技術者)でした。一時は環境技術の開発にも携わりました。
役員定年で退職した後にサラリーマン時代に取得していたコンサルティングの国家資格(技術士)を活かして技術士事務所を開設しました。(事務所を持たなければ資格が取れないので既に登録はしてあったのですが、改めて個人事業主として改めて申請しました。
ただ、日本ではコンサルティングにお金を払う習慣がないので事務所を開設したからと言ってすぐに有料の仕事をいただけるものではありません。
そこで大手総合化学会社時代の先輩・同僚の技術士とともに「〇〇コンサルティングネットワーク」というグループを結成し受注活動を行うとともに勉強会を開いたりしていました。(続く)
20:28
| 開発日誌(全般)
2017年02月20日
サッカー 富士ゼロックス・スーパー杯
この時期はスポーツ番組が減ってくるので久しぶりにサッカーを楽しませてもらいました。
富士ゼロックス・スーパー杯が日産スタジアムで行われ、昨季Jリーグ王者の鹿島と同2位の浦和が対戦しました。鹿島アントラーズが3-2で浦和レッズに勝ちました。
鹿島が全体的に優位に進め2-0でリードしている時間が長かったのですが、点が入りだすと立て続けとなりあっという間に同点になりました。
最終的には浦和にバックパスを取られるという決定的なミスがあって敗れてしまいましたが、この時期としては両軍ともよい試合を見せてくれました。
20:15
| スポーツ・趣味
2017年02月16日
シニア起業 その3 あんだんての例 2 起業化までの経過 1
シニアが起業するには色々なケースがあると思います。
サラリーマン時代の技術や人脈を活かすのが最も効率的と思われます。
この機会に起業化までの経過を振り返って見ようと思います。
あんだんての場合は、ひよんな経過から起業化しましたが、間接的にはサラリーマン時代の経験や人脈に助けられています。
シャンプーのような消費財は自分自身は全く扱ったことはないのですが、最初に勤めた大手総合化学会社が一時界面活性剤事業に乗り出した時のメンバー(中央研究所時代)がシャンプーの開発をするようになってからは協力してくれました。
もっともアルキルベンゼンスルフォン酸(洗剤原料でシャンプーには使われない)の製造技術の改善に中央研究所時代に関わるという不思議な縁はありました。
ただ、ケミカルエンジニア(化学技術者)としての業務で消費財などの使用技術は無縁でした。(続く)
20:17
| 開発日誌(全般)
2017年02月14日
シニア起業 その2 あんだんての例 1 最初の5年間
2月9日の日記に書いたような経過で事業を始めたので当然利益は出ませんでした。
自宅をベースに夫婦で始め、ホームページも娘に作ってもらったので費用はかからなかったとは言え、利益どころか月給も出ませんでした。それでも続けられたのは、お客様から喜んでいただけるお便りをいただけるのが励みになったからでした。
また、開発段階で娘のお友達にピタリと合ったので少し自信を持っていた背景もあります。
発売後に私が社会人になって大手総合化学会社に勤め始めた時の同期の方が買ってくれましたが、息子さんに合って喜ばれました。
アトピーが劇的に改善しましたが、シャンプーの効果とともにあんだんてのホームページで提供していたアトピーに関する情報がお役に立てたようです。
この友人から「お前の会社がつぶれたら息子が困るので何とか頑張れ」とハッパをかけられたのも今ではよい思い出となっています。
長い間サラリーマン生活を送った後のリタイアだったので生活の基盤があったのも無給で耐えられた理由の一つだとは思います。
20:23
| 開発日誌(全般)
2017年02月13日
日米首脳会談
先週末に日米首脳会談がワシントンで行われ、その後トランプ大統領の別荘でゴルフが行われました。親密な関係が示されました。
防衛・安全問題では日本の希望に100%答えたものになりました。経済面はこれからですが、この会談自体で大きな問題が出ていないようです。
アメリカのメディアの一部では「ここまでおべっかを使うトップを見たことがない。」と言っているようですが、何と言われようとトップが国益になると思えば実行すればよいだけのことだと思います。
日本の関係者は多くの心理学者の意見を参考にして周到な準備を重ねてきたようですから、その成果が出たのかも知れません。
どこの国では自国優先なのは当たり前(トランプ大統領のように前面に出すかは別として)ですから対立することもあるでしょう。その時にトップ同士が「ギクシャクした関係」であることがよいとは思いません。今回の対応はこれでよかったと私は思っています。
20:08
| 興味深い話
2017年02月09日
シニア起業 その1 あんだんての例 1 利益を求め過ぎない
先々週末のテレビでシニアによる起業が話題になっていました。
シニア起業化で失敗しないこつは、利益を求め過ぎないことだと解説していました。
有限会社 あんだんて を設立したのは17年前で、精密化学品会社をリタイアした後だったのでシニア起業の元祖的存在かも知れません。
あんだんての場合も利益にはこだわっていませんでした。
もともとアトピーの方に喜んでいただけたらとの思いだったので販売価格は配合原料に比べて思い切って安くしました。
このため製造委託先からは、「こんなボランティアみたいな仕事を始めてどうするんだ。赤字になるからと泣きつかれたのではかなわない。」と言われたので意地でも価格交渉をしませんでした。
また、アトピー用ならもっと高く売れるという専門家もおられましたが、「アトピーだから高い製品を使わなければならない。」と思えばそれだけでアトピーが悪化してしまうのではないかと思います。
そこで「髪のために品質のよい一寸高いシャンプー」を使って見ようと思える程度の価格設定をしました。ただ、経営的には大変苦しいものになりました。(続く)
20:28
| 開発日誌(全般)
2017年02月07日
2017年02月06日
アレルギーのメルマガ(2月)より その4 防災講座
認定NPO法人アレルギー支援ネットワークさんのメルマガ 第122号の続きです。
第10項は、防災士 中根輝彦さんのコラムのコーナーです。長い間コラムを担当して下さっていますし「アレルギーっ子のフェア」ではお会いできています。
最初の部分のみ引用させていただきます。
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10、第40回「防災講座-19:津波対策を知る」防災士 中根輝彦
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メルマガをお読みの皆さん、こんにちは。防災士の中根輝彦です。
今回は、ハザードマップと避難行動のポイントについてお話します。
津波対策として、すぐにやるべきことは津波避難の方法を考え避難訓練をすることです。
津波から逃げ切って命をつなぐことを最優先とすべきでしょう。
詳しくは、こちらをご覧ください。
20:16
| 開発日誌(アトピー/アレルギー)