先週、NPO法人アレルギーネットワークさん(今は、ホームページは休止中ですが、ブログは、あります。)の会誌「あんだんて」 273号(2014年11月http://yaplog.jp/waiwai-andante/image/45/59をいただきました。
会誌「あんだんて」は、NPO法人アレルギーネットワークさんを知る機会となった会誌なので今でも楽しみにしています。
テーマの第1は講演会の報告です。
10月29日「発作ゼロにつながる、ぜん息治療と自己管理」と題して、小牧市の平松内科・呼吸器内科・小牧ぜんそく睡眠リハビリクリニック院長の平松哲夫先生によるぜんそく講演会が、約50名の参加者で行われました。
オリンピック選手の11%は、ぜん息の治療を受けていますから、一般の方も希望を持って正しい治療を続けましょうという呼びかけです。
要旨の一部を引用させていただくと
『(前段略) ぜん息治療の進歩、それに伴ってぜん息発作によって命を落とす患者が減少し、治療が成功している病気であることや、症状がない時にも吸入ステロイドを使う必要性について、画像や資料で示しながら説明がありました。吸入ステロイドの使用方法について、医師が患者に説明した場合と、更にその後、薬剤師が説明した場合の、症状の改善をグラフ化したものを示し、説明は複数回聞くことが望ましいということです。症状について、「あの頃より苦しくない。」などと考えるうちに、基準とすべきものが変動し、治療目標も変化してしまうため、ピークフローの値を記録することで、症状を客観的に見ることができるので、続けることを指導しているとのことでした。
オリンピック選手の11%がぜん息の診断を受けて治療していることから、希望を持って正しい治療を続けましょうと話され、講演が終了しました。』