認定NPO法人アレルギー支援ネットワークさんからのメールマガジン 第 945号 の続きです。
認定NPO法人アレルギー支援ネットワークさんの活動には医師の立場から「あいち小児保健医療総合センターアレルギー科」の伊藤浩明先生、漢人直之先生などが協力されておられます。
2月から始まった「リレートーク」は、「あいち小児保健医療総合センターアレルギー科」の先生方および同科で研修されてあられる先生方が執筆して下さるものです。
今月は、あいち小児保健医療総合センターアレルギー科 林 直史先生です。
アレルギーという言葉の広辞苑による定義と語源について書かれています。
引用させていただくと
『アレルギー【Allergieドイツ】
抗原として働く物質の注射・摂取により抗体を生じ、抗原抗体反応をおこす結果、抗原となった物質に対する生体の反応が変る現象。(途中略)1906年オーストリアの小児科医ピルケ(C. Pirquet1874〜1929)の命名。
ではその「アレルギー」と言う言葉はどの様に生まれたのでしょう。更に詳しく調べてみると、起源はドイツ語ではなくギリシャ語でした。ギリシャ語で「変わった」/「奇妙な」を意味する「allos」と、「作用」/「反応」を意味する「ergon」を合わせ、ドイツ語風にした造語だと言う事がわかりました。ドイツ語風って言うのが可愛らしい感じですが、元々の意味は「奇妙な反応」と言う事です。』
詳しくは、こちらです。