青木塾ではメインの講演の前に塾長による「受けうり、聞きかじりコーナー」があります。塾長は小型ギアポンプ、逆止弁などを扱う技術屋さんですが、例会の話題提供として調べてこられたものを紹介してくださるものです。質問は受付ませんので時間も厳守できます。私は例会出席の楽しみの一つとしています。
今回は、“中国食品”です。
3月中旬から週間文春に連載された「中国猛毒食品」告発キャンペーン 第1弾〜第8弾をまとめられたものです。
塾長も言われるように尖閣問題などもからんだ時期の報道なので割り引いて読んだ方がよいこかも知れませんが、大多数のものが厚生労働省の摘発リストに載っていることは間違いありません。
ただ、アメリカを含め摘発リストに載っているものは、他にもあります。
日本製の食品は摘発リストに載れば直ちに回収されますので実害が及ぶことはないとのことですが、中国製の場合はどこまで徹底されているか疑問が残るところです。実害が起こる可能性がないならそもそもこうようなキャンペーンをやることが問題なので、徹底されていないということでしょう。
衝撃的内容であったので引用は控えます。
塾長も書かれているようにこの手の食に関する情報が氾濫すると思われますので信ぴょう性や自己防衛を講じる必要があるということでしょう。
こうした問題を中国も放置している訳ではなく、今日の日経に「食の不信、焦る中国企業」という記事があり、消費者の高まる安全指向に対応するために欧米のノウハウを吸収すべく提携などにも動いています。