最初はドイツの例です。26年前にチェルノブイリ事故が起こったのをきっかけに一人の女性が脱原発を提唱したものです。
小規模水力発電など数々の工夫を重ねてきた結果、現在ドイツでは数社(発電方式などが異なる)の電力を選んで契約ができるようになりました。単に原発反対をいうだけでなく自分の意思を反映できるのがすばらしいと思います。
その他、デンマークの風力発電、スエーデンでの核廃棄物貯蔵施設などが紹介されました。 この核廃棄物貯蔵施設は今後125年間の使用量を貯蔵できるようになっていました。
4月18日の日記に「現在の原発はトイレのないマンション」と書きましたが真剣に取り組んでいる国もあるものだと感心しました。(講演の中でもスエーデンで核廃棄物貯蔵施設の検討が進められていることは一寸触れられたのですが、今回の番組を通してその内容を詳しく知ることができました。)
各国とも長い歴史があり、先人の大変なご苦労があったからこそ今日まで到達できていることがよく分かりました。